わが家のたそがれにゃんこ お別れ

Pちゃんが逝ってしまいました。

わが家のたそがれにゃんこ、Pちゃんが逝ってしまいました。彼女が旅立ってから、2週間が経ちます。去年の夏に失明が発覚してからは、半年ちょっとでした。

出来ることが少しずつ減っていき、食べられる量も同じように減っていきました。最期の10日ほどは痙攣がでている後ろ足を引きずり、見えないのであちこちにぶつかりながら、徘徊を繰り返していました。

彼女が旅立ったのは、日曜日の夜。

夫も私も仕事で家を空けている時間が長いというのに、 2人がそろっている時間を選んで旅立ってくれたような気がしました。

離れて暮らしている子供たちに、いよいよだと思うよ…と知らせたので、息子も娘も電話をよこし、「ありがとう。Pちゃん」と繰り返し、伝えました。

ベッドの上でお目覚めにゃんこ
まだまだ元気いっぱいだったころ

妖精Pちゃん

19年という時間をともに過ごしたPちゃんを見送った訳ですが、不思議とペットロスのような感情はありません。

お別れとは言っても、それは一旦…という意味で、またどこかでどんな形かは分からないけれど、Pちゃんには会えそうな気がするのです。実際いまもお別れした感覚は、あまりありません。

わたしにとって Pちゃんはペットとか、猫とか、生物の種とか、もろもろの全てを超越した存在みたい。あえて言うなら妖精さんみたいな。妖精さんだから、この世にいてもあの世にいても、関係ないように感じます。

かといって今はべつの猫を飼う気にはなれませんが。

いつか、かつてのPちゃんがそうだったように、猫ちゃんのほうからやってきて、

「ここのうちの子になるんだ!!」

と、強い意志で選ばれてしまったら、拒絶する自信もありませんけどね。

Pちゃん、本当にわたしたちと一緒に過ごしてくれてありがとう。またね。

猫の近影
妖精Pちゃん

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