たそがれにゃんこです。英文科出身ではなく、海外経験もない専業主婦のわたしが子育てをしながら、独学で英語を学びなおし、曲がりなりにも英語を使って仕事をするようになった経緯をお話しします。
とりあえず英検2級
ぬるーい専業主婦だった、わたしがいきなり英語の学びなおしを決意したきっかけはコチラ。
さて、英検2級を取り、パートに出て資金をため、子供2人を連れてニュージーランドへ行く!!ときめたは良いものの、私には英語学校へ通えるだけのお金も時間もなく、子供たちのお昼寝中や夜寝かしつけた後、夫が帰宅するまでの細切れの時間で自主勉するしか手はありませんでした。名付けて…
プロジェクトは、地味~にスタートしました。

ほんとうに地味だわ
そのころ、ひたすら勉強していた教本が今も手元にありますが、中をみるとほんとうに質実剛健というか、色気も素っ気もないというか、イマドキのテキストとは一味もふた味も違います。そこにわたしが赤ペンで書き込んだメモがびっしりと残っています。
なにしろ、中学高校大学と、英語は単位を取るためだけに勉強した記憶しかなく、長年のぬるい専業主婦生活で脳みそもふやけがちだったわたしです。冗談ではなく中学英語も怪しい状態でした。
なので、まずは英検2級レベルの単語をマスターするのが、わたしにとっては第一関門でした。逆に言えば曲がりなりにも学校英語を学んだ人間なら、たとえ数年間のブランクがあっても、単語さえモノにできれば、合格できるのが英検2級レベルだと思います。
プロジェクトをスタートしてから、ほどなくして下の娘も幼稚園の年少組に入園し、まとまった勉強時間がとれるようになりました。教本に載っている単語熟語のページを中心に、愚直にノートに英単語を書き写しながら、ひとつひとつ覚えていきました。
そしてプロジェクトのスタートから、4か月ほどたち、6月の受験で無事、英検2級1次に合格することができました。
1次の筆記試験になんとか合格することができたものの、当時まったく英語を使う機会のなかった私には、2次の面接試験は恐怖でしかありませんでした。
20年以上前の英検教材は、現在のように充実しておらず、音声教材にいたってはCDすらなく、私が使っていた教本も別売りカセットを希望の場合は、定価3000円に送料300円を添えて現金書留で、日本英語教育協会へ申し込む…というシロモノ。2次対策のビデオ教材など、あったのかもしれませんが、わたしは手にいれる事ができないまま、2次試験に臨みました。
2次の面接試験に受かる自信は全く無かったのですが、
プロジェクトは、始まったばかり。この後、パートで旅費も稼がなくてはならないし、ボヤボヤしては、いられません。ちなみに1か月間の旅費は、漠然と100万円とイメージしていました…キリがよかったので。
ろくな対策もしないままの2次受験でしたが、運よく合格することができました。おそらく、くそ度胸だけで乗り切ったものと思います。いまであれば、
- 英検協会バーチャル2次試験
- オンライン英会話で外国人講師に模擬2次試験をたのむ
など2次対策もいろいろ方法はありますね。ヤル気さえあれば、勉強方法はなんでも選べる良い時代になったと思います。
されど英検2級
さて、高校卒業程度のレベルと言われている英検2級。たかが高校卒業程度?とも言われがちですが、わたしにとっては、
されど英検2級
でした。なぜなら、ここからその後の人生が大きく広がったから。この英検2級を取得して できたこと、できなかったこと…について考察します。
まず英検2級取得で、できなかったこと。
- その後、渡航したニュージーランドでの日常英会話を、ほとんど聞き取れなかった
- consequence-結果 などの難解な単語を知っているくせに、足を蚊に刺されて痒いです…のような簡単なフレーズを言えなかった
英検2級取得で、できたこと。
- 自分に課した目標をクリアーしたことで、当初の予定通り子供二人を連れて1か月のニュージーランド滞在を果たした。
- ニュージーでの滞在中、実践の会話で全く歯が立たなかったことで、ここでやめては勿体ない。会話でモノになるよう英語の独学を続けよう…と決意できた。
- 結果的に数年後、子供英会話講師として働くことにつながった。
こうしてみると、2級取得でできなかったこと…がそのまま、できたこと…につながったんですね。
英語を使って働く場所というのは、同時通訳のような高度な英語力を求められるものから、子供英会話講師のような、英語力そのものより指導力やコミュニケーション能力を必要とされるものまで さまざまあり、英語を使って働きたい…と考えたときに、第一のとっかかりとなるのが、英検2級取得だと思います。少なくともわたしにとっては、とても大事な人生の転機となった、英検2級取得でした。